子宮筋腫の治療法
子宮筋腫は発生の原因が明確に分かっていないので、確実な予防法がありません。 なので、子宮筋腫が発生した場合に適切な治療を行うことが最善策です。 子宮筋腫は、良性の腫瘍なので、治療法は経過観察をふくめ、さまざまな選択肢があります。 子宮に筋腫ができてしまったショックは大きなものですが、できる限り冷静になり、 現在どのような症状が出ているか、日常に支障は出ていないか、悪化していないかなど把握し、 医師から十分な症状の説明をうけ、自分の希望を医師に伝え、納得した上で治療を受けることが重要になってきます。(子宮筋腫病院) まず、筋腫の対処法としては年齢・症状・筋腫の位置・筋腫の大きさや妊娠希望の有無などを考慮し 経過観察・薬物治療・手術の3つの方法があります。
①経過観察 経過観察は、治療をおこなわずにまずは様子をみてみましょうといったことです。 一般的に過多月経などの症状が見られず子宮筋腫がまだ小さい場合の多くはこの経過観察が行われます。 経過観察を行う場合は3ヶ月から6ヶ月に1回の検診を受け、診察・画像検診を行い 子宮筋腫の大きさや症状などについて診断します。 より安心して経過観察を受けられるように、子宮頸部・子宮内膜に悪性の病気がないか 細胞診や組織診を受けて確認しておくといいでしょう。 経過観察中は月経時の出血の量、おりもの、痛みやめまい、だるさなどの貧血に伴う症状などにも目を配るようにするといいでしょう。
②薬物治療
子宮筋腫の薬物治療は子宮筋腫が原因となっている症状を緩和するための薬物治療と
子宮筋腫が大きくなるのを抑える為の薬物治療があります。
①症状緩和するための薬物治療
子宮筋腫のために起こる月経痛の緩和や過多月経による貧血の緩和
腰痛、便秘や排尿障害などの症状を緩和する目的の薬が処方されます。
月経痛の痛み止めは市販の鎮痛剤でも問題はありませんが、病院から処方される鎮痛剤のほうが安心だと思います。
効かない場合は、医師に詳しく説明をし相談をして下さい。
過多月経によって貧血がひどい場合は鉄剤が処方されます。飲み薬と静脈注射剤があります。
一般的に自然に体に吸収され、必要以上体内に入っていかない飲み薬などを用いることが多いです。
②子宮筋腫の成長を抑える薬物治療
子宮筋腫が大きくなることを抑えるための薬物治療です。
もっとも多く治療に使われているのはGn-RHアナログ(性腺刺激ホルモン放出ホルモンの有導体)療法というもので、
偽閉経療法と言われています。合成ホルモン剤を使用して女性ホルモンのひとつエストロゲンの分泌を押さえ、
排卵を起こさせないようにし、閉経に近い状態にします。
しかし、この薬物治療を行うことで体内のエストロゲンが不足してしまい、骨粗しょう症になりやすくなってしまったり、
膣粘膜の乾燥感、のぼせやほてり、肩こりや吐き気など更年期の症状を同じ症状が出ることがあります。
この薬の投与をやめると月経は再開し、筋腫の大きさも元に戻ります。
現時点では、この薬療法によって子宮筋腫そのものをなくしてしまうことはできません。
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⇒ 子宮筋腫病院